評価が難しい。
作者が恐らく当時の段階で最も描きたかった世界を本能のままに書き殴った作品。
俗な概要は大戦続行中の日本というパラレルワールドに放り込まれる異世界転生系。
誰が読んでも作者の血と汗を感じる入魂作品だが、正味全く入り込めなかった。
楽しめなかった自身の感性を恥じつつも、剥き出しの村上龍は合わないという知見も得た。
SFモノとしては非常に重厚で迫力のある作品だと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年8月14日
- 読了日 : 2023年8月14日
- 本棚登録日 : 2022年9月3日
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