特殊な石がとれるエスケル山に住む小柄な女の子ミリが突然王子の花嫁候補として20人の娘たちと教育されることになり、その中で起こる成長物語。
無知は罪なんだろうか、とちょっと考えさせられた。
自分が石切り場で働けないのは無能だからだと感じているミリだったけれど、文字の読み書きができるようになり本が読めるようになってからは色んな知識を吸収していく。また、村の人たちが持つ石を介した意思の疎通、超能力のようなクウォリースピーチなるものを利用して様々なピンチをくぐり抜ける。
そして、極めつけは意中の男の子、ペダーとの絆も深め、その絆のおかげで彼の夢を知り、彼に山賊に襲われた際に助けてもらうことができた。
プリンセスの座は友達が射止めたものの、ストーリとしては奇麗にまとまっており、すんなり読めた。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年8月15日
- 読了日 : 2012年8月15日
- 本棚登録日 : 2012年8月15日
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