あの世に聞いた、この世の仕組み

著者 :
  • サンマーク出版 (2010年3月18日発売)
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感想 : 155
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2年前に読んで、とてもいいと思ったので、親しい人に勧めまくってマイブームは終わっていた。しかし、最近その人たちから「よかった!」「人生でベスト3に入る本」とか言われてもピンと来なくて、内容もかなり忘れているので、今回読み直して気に入った言葉を書き綴って見ることにする。
「努力」は「自分を信じる力」になるp35
いま目の前にあるものを受け入れたくない気持ちが強いから、いまとは異なる環境を求めているだけ。そのものを楽しもうという気持ちがない以上、どこに行っても、何を手にしても、楽しむことなんてできやしない。p76
新たな環境や状況が幸せにしてくれるわけじゃない。 「いま足りない何か(状況や環境・物・人間関係・才能など)を得ることによって、きっといまより幸せになるであろう」という考え方では、単に幸せを先延ばしにしてしまうことになる。p77

幸せでいるから幸運な状況になるp78

「足りないモノ」を追い求めることより、「いらないモノ」を捨てること。手に入れることが先じゃない。すべては手放すことから始まる。p80

出来事・境遇・出会い・その他もろもろ、目の前にあるものすべてが(この世の)教科書・教材だ。
その教材を使って、自身の「仮説」を立証していくことが、「この世」での学び。与えられた一つの問題は「善とは何か。」
その魂が、どんな「仮説」をもち、どのような方法で検証しているか。それが「個性」になる。p125-6

「おまえの常識は、世間の非常識」。自分の持っている「常識」は「定説」ではなく、あくまで「仮説」の一つにすぎないと自覚する。誰かとコミュニケーションをとる際、「この人はどんな仮説をもとに物事をかんがえているのか」という目線でとらえると、ちぐはぐだったやり取りが、徐々に像を結んでいく感じをつかめる。p128-9

「幸福は、いい人との出会いに比例する」という仮説で生きている。その人の(仮説は)「幸福」を見るよりも「不幸」をとらえるほうが顕著にわかるかしれません。たいていの人は、「幸福は、境遇に比例する」という仮説で生きている。p129

「あの世」で行われる試験は一つだけ。「愛とは何ぞや?」この問題に対する答え次第で、その魂の行き先(偏差値)が決まる。p135

幸福とは、その「才能」に比例する。p146

「天賦の才」は、その魂がそれまでの過去世の中で培ってきた努力の賜物。素質を育てるか否かは後天的な選択。
p155-6

キーワードは「楽しむこと」「関心」「情熱」。人は、「自分が関心(情熱)を寄せたもの・こと」に対して、その関心(情熱)の大きさに比例した能力を開花させていく。「好き・楽しい」は「関心の高さ」の表れ。「嫌い・楽しめない」は「関心(情熱)の低さ」の表れ。何に関心を寄せているかで、世界が変わる。
p157-159

「幸せな人」は、「よいと思うこと」に関心を寄せている。p160

自分のことを「幸せだ」と思う人は「幸せ」。神はすべての人の希望を、いま、この場で、そのまま叶えてくれている! 人は、自分が関心をもったものを引き寄せる。「思考は現実化する」p161

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 人生訓
感想投稿日 : 2012年5月2日
読了日 : 2012年5月5日
本棚登録日 : 2012年5月2日

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