ニュースだけでは伝わってこなかった本村さんの苦悩。それを支えた周りの理解者の存在。「会社を辞める」と言った本村さんに、上司の方が「君は社会人として裁判を闘わなければだめだ!社会人たれ!」そう言われた。そういう人たちの支えがあったからこそ、闘っていけたのだと思う。裁判の常識に一人の人間としていろんな素朴な疑問を投げかけ、ひとつひとつ闘って、一段一段階段を上るように進んで。本村さんの闘いは裁判制度そのものに一石を投じて、実を結んだと思う。
読書状況:未設定
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年3月30日
- 本棚登録日 : 2012年3月30日
みんなの感想をみる