リコリスが訪れたあの日から、ぎこちないながら保たれていた王子たちの和が狂い始めている。リコリスへの愛情を意識したハル。毒姫を治す手立てを探す旅に出たカイト。そしてマオのある決断。リコリスの時間も限られてきて、いよいよクライマックスへと突き進んでいく。
やはり心を一番に抉ったのはシッカのエピソード。こんな悲しい形での決着とは…。
「ほら 何ともありません」の背中の力強さ。
リコリスの「どうか私を許さないで」には胸が締め付けられる。シッカは気づいていたとしても、リコリスを許しただろうな。その信頼ゆえにリコリスも苦しむというか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2019年10月26日
- 読了日 : 2019年10月26日
- 本棚登録日 : 2019年10月26日
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