進撃の巨人(2) (講談社コミックス)

著者 :
  • 講談社 (2010年7月16日発売)
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感想 : 274
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親友であるアルミンを助けるため、巨人に食われてしまったエレン!残酷すぎる現実を突き付けられる仲間たち。撤退しようにも立体機動装置の補給が出来ない最悪の状況下で、巨人の群れに異変が生じて──?!

いきなり主人公が退場した状態で始まる2巻!巨人から逃げるため、誰もが必死にもがく!ミカサが多くの人々を助けるために商会のボスを「死体がどうやって喋るの?」と詰めるシーンのラスボス感(笑) そのミカサとエレンの過去の出会いも壮絶だった。誘拐犯をためらいなく殺すエレンの気迫たるや。一瞬でナイフから槍を作ってくるの殺意意識が高いわ。自分も命を失いかけたというのに、ミカサにアフターフォローばっちりなのはやさしさ通り越してるよ!

「戦わなければ勝てない」
エレンの言葉をミカサが受け継いでるのが熱い!ジャンも一人で行かせまいと発破かけてくれるのがいいよね。このやり取りがなかったら、いろんな意味で展開が違ってたかも。巨人を殺す巨人を利用しつつ、補給所に到達した仲間たち。巨人の恐ろしさが嫌と言うほど描かれているから、ここでの作戦やチームワークの緊張感がビリビリと伝わってくる。サシャがすでにいいキャラしてて笑っちゃう。

ラストで明かされる衝撃の事実!これは初見の時はビックリしたなあ。他にも再読すると注目すべき伏線ポイントがたくさんあって面白い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2023年1月11日
読了日 : 2023年1月11日
本棚登録日 : 2023年1月11日

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