女型の巨人を捕獲したエレンたち。その一方で、104期兵たちが隔離されていた施設に巨人たちが迫り来る!ウォール・ローゼが破壊されたのか?!それを確認し、避難を促すために彼らは奔走する!
一難去ってまた一難。しかも、104期兵は装備なしでの対応を迫られる。ミケが引きつけている間に部隊は散開できた。だが、新たな巨人の影が彼に迫る。巨大かつ知性を持ち、話すことができる獣の巨人!言葉が通じるだけに、その行動のおぞましさがより際立つ。
故郷の村へとやってきたサシャが見つけた巨人と子ども。こちらは言葉がないからこそ、残酷さが伝わってくるという対比がえぐい!立体機動はなくても、サシャは巨人へと立ち向かう狩人となる!
「伝統を捨ててでも一族と共に未来を生きたいと…思うとる 世界が繋がってることを受け入れなければならん」
故郷の森から出ることに臆病だったサシャ。彼の父は森を出てでも生き抜く決意を語った。この森というテーマは今後も長く紡がれることとなる。丁寧語で接し続けてきたサシャが檄を飛ばしたシーンがカッコいい。
エレンたちは急報を受けて現地へと向かう!ウォール教のニック司祭と一緒に!雰囲気は気まずい合コン状態!「自分の目で見て…自分に問う(キリッ)」に即座にツッコむエレンが好き。どうしても話せない理由は、人類よりも重いのか?!
また、自分の故郷が破壊されていたコニー。涙を流すコニーに寄り添うライナーの悔し気な表情と、ベルトルトがその二つの背中を見つめる視線が痛い。手足が小さすぎる巨人の謎などを残しつつ、一行は城跡で夜を過ごす。だが、そこで違和感の点と点が線を結び?!「にしん」って海の魚だよな?という思考を断つように、危機は迫る!
- 感想投稿日 : 2023年3月20日
- 読了日 : 2023年3月20日
- 本棚登録日 : 2023年3月20日
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