スティール・ボール・ラン (1) ジャンプコミックス

著者 :
  • 集英社 (2004年5月20日発売)
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1890年、北米大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」が開催される!優勝賞金5千万ドルを目指し、屈強な冒険者たちがサンディエゴビーチへ集う!6部までで馴染みのある名前もちらほら。ジョジョ7部ここに開幕!

天才ジョッキーとしてもてはやされたが、足の負傷で車いすになったジョニィ・ジョースター。彼が鉄球の回転を扱う謎の男ジャイロ・ツェペリと出会い、馬にもう一度乗って成長していく物語。物語のゴールが明確な構成が、レースを進むほどに成長していくドラマ性と噛み合ってて好き。ジョジョシリーズの中でもかなり好きなストーリー。

「真の『失敗』とはッ!開拓の心を忘れ!困難に挑戦する事に無縁のところにいる者たちの事をいうのだッ!このレースに失敗なんか存在しないッ!存在するのは冒険者だけだッ!」
めちゃくちゃカッコいいことを言ってるのに、裏では甘えまくってるスティーブンが面白い。

「ヤツには決して乗れない…あれじゃあ乗れないね 逆に言うなら あれに乗れたら人間を超えれるね」
鉄球のことを知り、ジャイロに追いつくために再び乗馬できるよう特訓するジョニィが熱い!まさにこれこそ冒険者の精神。失敗を振り切るスピードで前に進む!肉体は歩けなくても、精神で歩み続ける!大波乱の幕開けをしたレースで、彼らは生き残れるのか?!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 漫画
感想投稿日 : 2021年6月6日
読了日 : 2021年6月6日
本棚登録日 : 2021年6月6日

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