小児性愛者の仲間の自殺に疑問を持った『お嬢さん』は、偶然知った異常な事件を専門に調べる『宇宙船』という探偵に会いに行く。そこに現れた美形だが言動がおかしい青年と事件現場を見に行くと、ビルの壁を飛び回る怪しい男が。そして本物の『宇宙船』こと、頭巾をかぶった女が姿を見せた。
スパイダーマンのような怪人空気ゴキブリ、あらゆる音を聞き取る頭巾女探偵、狼少女のようなAとB・・・濃い変人のオンパレード。突拍子もない展開を語るナレーション口調。
根底にあるのは悲しい話なのだけれど、有りえな過ぎて入ってこない。個人的には、米平少年(青年、いや中年に差し掛かるかも)の言動にイライラしっぱなしだった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2020
- 感想投稿日 : 2020年8月18日
- 読了日 : 2020年8月18日
- 本棚登録日 : 2020年8月18日
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