「むかしむかし、あるところにお爺さんとお婆さんがいました」で始まるのがほとんどの昔話。なぜ昔話では、老人がこんなにも活躍するのか?
昔話や古典文学を読み解くと、「老人」知られざる実態が見えてくる。
年老いてなおあくせくと働き、時には厄介者として山に捨てられてしまう・・・決してお話の中だけではなかったようで。お年寄りは敬い大事にするものとした考えが割と新しいものだと知り愕然としました。さらに、老いは醜いと蔑まれバカにされていたとは・・・日本人は昔から若い女性(男性も)の方がもてはやされていたんですね。
ただちょっと、私の思ってた内容とは違いました。もっとお伽噺をメインに考察するのかと思っていたのですが、源氏物語とかの方が多かったです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
2018
- 感想投稿日 : 2018年7月17日
- 読了日 : 2018年7月17日
- 本棚登録日 : 2018年7月17日
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