女子中学生の小さな大発見

制作 : 清邦彦 
  • メタモル出版 (1999年1月1日発売)
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感想 : 9
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静岡市の街の中に、お城の堀と堀にはさまれて、私立の女子だけの学校があります。本書はその静岡雙葉中学校の一年生の生徒たちの理科の小さな研究レポート集です。
                        -まえがき より-


クスリとしたり思わず吹きだしてしまったり、成程そうきたかとうなってしまうものなど・・・たった数行のレポート(?)の中には、奥深いドラマがありました。なんせ着眼点がいい!普段はなんとも思わないようなことを、不思議に思い調べると言うのは発見の第一歩。知識として知っていて疑うととのない事実だけど、それを実際に実験して見て実感としてみるというのは違うことなんだなと、しみじみ思いました。
まあ、大多数は本当に「自由」な研究でしたけど。

中でも気に入ったのを少し
・Oさんは万歩計をつけて寝てみました。朝までに12歩、歩いていました。
  -発想がユニーク-
・Oさんは、大きいアリと小さいアリの力関係を調べました。それからOさんの手作りのクッキーだけは、なぜか持っていきませんでした。
 -何故か少しほろ苦く笑えました。男子小学生かと思うほど、研究対象は虫が大人気。中でもナメクジは色々と大変な目に・・・-

ぜひ、この時の気持ちは忘れないでいてほしいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2012
感想投稿日 : 2012年7月6日
読了日 : 2012年7月6日
本棚登録日 : 2012年7月6日

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