組織設計(組織デザイン)の教科書的な本
どのように組織(体制)を作るか。どう考えるか。
セオリーや型。その崩し方。等々。
実際に考えて悩んできた内容が学問として
体系だてられて書かれてある。
若干、教科書的な文体でわかりずらい面も
ありますが。それを差し引いても、実学書としては
非常に良書だと思います。
①分業のタイプ(垂直分業・水平分業・機能別分業・並行分業)の特徴と
科学的なメリット・デメリットの分析
②事前の調整として標準化
③作業の流れ(処理プロセスのスムーズな連動・生産工程・バッチサイズ)
④ヒエラルキーのデザイン(事後調整手段としての・管理の幅・例外処理)
⑤水平関係とその追加的措置(ヒエラルキー組織の調整事項)
情報処理機会の削減-環境マネージメントと戦略的選択・スラック資源)
情報処理能力の強化-情報技術への投資・水平関係の設置
水平関係の設置-直接折衝・調整担当職(リエゾン)・連絡会研究会の設置・プロダクトマネージャーの設置・マトリックス組織・小さな事業部
事業部制と機能別組織とそのマトリックス組織
⑥結びに変えての部分は非常にまとまっていてここだけを教科書として
読んでも非常に有用であると思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
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- 感想投稿日 : 2013年6月12日
- 読了日 : 2013年6月12日
- 本棚登録日 : 2013年5月19日
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