去年の5月に出版されたのにも関わらず、現在のサブプライム問題、石油問題が「住宅、石油二つのバブルの崩壊の危機」としてすでに書かれていることが面白い。
タイトルにも腐敗政治と経済混乱と書かれており非常にタイムリーではないでしょうか?著者は過去にもソ連共産主義の崩壊を予測して的中させていることもあり先見性には優れているのではないかと思う。
この本は現在の世界情勢も分かりやすく記されており頭にすっと入ってきました。イスラムについても理解を深められます。それにしても政府は政治家個々人の利益をあげることに必死であるなと改めて思い知らされました。それは第7章 「嘘、ひどい嘘、そしてエコノミスト」を読めば分かると思います。
そしてそんな著者が近年に資本主義が崩壊するという予言をしている。そして黄金の時代がやってくる。しかもそれは日本から始まると。さてどうなることでしょう。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
経済
- 感想投稿日 : 2010年11月25日
- 読了日 : 2010年11月25日
- 本棚登録日 : 2010年11月25日
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