池上彰の政治の学校 (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版 (2012年9月13日発売)
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感想 : 119
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「よりマシな政策を一つずつ積み上げていく。政治をより良くしていくためには、それしかありません。」

去年の、衆議院議員選挙の時「投票した方がいいと思ってるけど、正直どう投票したらいいかわからん」という話を何人かから聞きました。
その言葉に対する答えが、この本だと思います。
自分の投じた一票が、必ず活きる投票しか、皆したくないのでしょうか?

「でも、青い鳥はどんなに探してもいないのです。結局、自分の身近なところにいる鳥を青い鳥にしなくてはいけない。」
社会も、人も、そういうふうに成熟してくれるよう願うために、この本は大切に勧めたい本です。
いつまでたっても「何も変わらない」と、嘆き、非難し、諦めるのではなく。できる事を探して、自分の意見は出張できる。そんな人が増えてくれるように願っています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2013年2月16日
読了日 : 2013年2月16日
本棚登録日 : 2013年2月16日

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