惑星ソラリスでの非日常的世界とのコンタクトと地球人間の恋が描かれる。「海」は簡単には受け入れてくれない。意志をもって「日常」に疑問を抱かせる。狂気と紙一重の人物たちの思考も面白い。ポーランド語からの訳でこなれていて、いい訳だ。解説での著者自身の本作の言及があり、助かった。興味深い。映画化のできには不満もあったようだ。念願かなっての読書であった。
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- 感想投稿日 : 2019年3月22日
- 読了日 : 2019年3月9日
- 本棚登録日 : 2019年3月22日
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