前までは気持ちも理解できないし、恋愛小説はあまり好きじゃなかったけど、最近読みたくなってくる。
タイトルがあまりにも濃厚な雰囲気が漂っていたし、小池真理子は基本的におもしろいし。
6話からなるこの本は、ある1人のなまめかしいほど美しい天才美術家の男に恋する女性たちの話。全話、男が死んだニュースをきいて、衝撃を受け、男との蜜月の季節を思い出すという内容。
どの女性も今は普通にノーマルな暮らしをしているが、男と付き合いのあるときは、理性をコントロールできなくなり、中毒のように男にハマっていっていた。
破滅に向かう恋愛をする人はいるものだけど、あのおちていきそうな感じは私は嫌い。 自分がなくなる感じもキライ。
でも、読むのはおもしろかった
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年11月26日
- 読了日 : 2013年11月26日
- 本棚登録日 : 2013年11月26日
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