耳をすませば [DVD]

出演 : 本名陽子  高橋一生  露口茂  小林桂樹  高山みなみ 
  • ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント (2012年8月16日発売)
4.12
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感想 : 757
3

公開当時、私は大学4年生で
雫たちが住む町に毎日通ってました。
あれから約30年。

雫も汐も聖司も歳をとったんだろうな、
あの頃あの歳で夢に向かって
人と違う道を歩む奴ってそうそういなかったし
やっぱすげえな、今頃どうしてるんだろう。
あの団地に住んでた友達は今違うところにいるし
あの団地も今じゃ年寄しか住んでないらしいな、
丘から見える新宿のビルはもう少し小さいよな、
などと色々感慨深い作品でした。

あれ?原作者 柊あおいって...
「星の瞳のシルエット」の柊あおいじゃないの!
妹の゛りぼん゛で読んでたなぁ。
本当個人的に感慨深い作品です。

中学3年生の雫はまだ小学生っぽさを残す次女
私の娘を見るようで愛おしいです。

同い年で夢に向かって行動する聖司に惹かれ、
自らも夢への挑戦を゛試み゛、
実現させるため現実と向き合う事に気付き、
大人へ成長していきます。

読書好きの雫の夢は、物語の作家になること。
因みに雫の書いた物語は「猫の恩返し」という
ジブリ作品になっています。

そう、荒々しくて率直で未完成
雫さんの切り出したばかりの原石を
しっかり見せてもらいました
よくがんばりましたね。あなたは素敵です。
慌てることはない
時間をかけてしっかり磨いてください

私...私、書いてみて判ったんです。
書きたいだけじゃ だめなんだってこと
もっと勉強しなきゃ だめだって...

私、背伸びして良かった
自分のこと 前より少しわかったから
私 もっと勉強する
だから高校へも行こうって決めたの


ひとりぼっち おそれずに
生きようと 夢みてた
さみしさ 押し込めて
強い自分を 守っていこ

カントリー・ロード
この道 ずっとゆけば
あの街に つづいている
気がする カントリー・ロード

歩き疲れ たたずむと
浮かんで来る 故郷の街
丘をまく 坂の道
そんな僕を 叱っている

カントリー・ロード
この道 ずっとゆけば
あの街に つづいている
気がする カントリー・ロード

どんな挫けそうな時だって
決して 涙は見せないで
心なしか 歩調が速くなっていく
思い出 消すため

カントリー・ロード
この道 故郷へつづいても
僕は 行かないさ
行けない カントリー・ロード

カントリー・ロード
明日は いつもの僕さ
帰りたい 帰れない
さよなら カントリー・ロード

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ジブリ
感想投稿日 : 2021年9月2日
読了日 : 2021年9月2日
本棚登録日 : 2021年9月1日

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