著名なデザイナーである原研哉氏の著書。
個人的にオススメしたいのは第1章のデザインとは何か、第6章、第7章のこれからの日本の進むデザインの方向性についての示唆が興味深い内容。
特に第1章は広く知られている内容かもしれないが、デザインを専門外とする私にとっては面白い系譜で、特に西洋や資本主義の煽りに抗っていたデザイナーなどの潮流が見れて、その歴史について知的好奇心を擽られた。
第6章、第7章は共感する部分が多く、日本の良さ、古来からの美に関する知見を増やしていくことが、今後の世界への情報発信のベースになるかもしれないと改めて考えを広げてくれた。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
Business intelligence
- 感想投稿日 : 2021年9月22日
- 読了日 : 2021年9月22日
- 本棚登録日 : 2021年9月22日
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