三島の文章は美しい。
そう言われているけれど、わたしにとって三島意外の作家さんでも文章は美しく感じるので、三島が特別美しいとは思っていません。
だけど、一つ一つの文章には三島独特の感性があり、そこに【特別】を感じます。
春の雪でも、清様の“若気の至り”というか、若いからこそ我を張る、若いからこその維持だったり若いからこそ見えるものを三島は捉えていて、そこに美しさだったり切なさを感じました。醜いのに、愚かなのに儚く美しいというのか。
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- 感想投稿日 : 2019年11月1日
- 読了日 : 2019年11月14日
- 本棚登録日 : 2019年11月1日
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