引っ越しの本棚整理中にうっかり手に取り、再読。
サガンは中学生の頃にはまっていて、なかでもこの作品が好きだった。
ウン十年ぶりに読んでみると、なんともまあ昼ドラチックで。
何(どこ)に共感して好きだと思ったんだ、中学生の私?
……と思ったものの、作品としてはやはり惹かれるところが多くおもしろかった。
すっかり忘れていたので、サガン作品で「舞台がハリウッド」に驚く。
見返りを求めず、自分の何もかもを捧げて主人公を守り愛する青年。
そしてそんな風に愛されることに、恐れを抱きながらも彼を見放せない中年女性。
中学生の私はいったいどちらに憧れたんだろう。
当時に思いを馳せてセンチメンタル気分に浸ってしまった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
その他海外作家
- 感想投稿日 : 2014年8月27日
- 読了日 : 2014年8月5日
- 本棚登録日 : 2014年8月27日
みんなの感想をみる
コメント 2件
nejidonさんのコメント
2014/08/28
九月猫さんのコメント
2014/08/29