中小企業診断士の勉強の中で企業経営理論というものがあります。
その中で出てくる言葉として、ゲーム理論関連の言葉がいくつかありました。
ナッシュ均衡、囚人のジレンマetc・・・
それぞれ何となく意味は把握してたものの、
実際にしっかり理解していたかどうかは不安でした。
この本はゲーム理論を全く知らない人へ向けて、
初歩の初歩からわかりやすく
その内容を噛み砕いて教えてくれるという本です。
具体例で教えてくれるので、
考え方をしっかり理解できたように思います。
プレーヤーが必ず合理的に動くわけではない、
という辺りのくだりが
予想通りに不合理(ダン・アリエリ)を思い出す感じでした。
結局、理論じゃ予想できないことが起きるのが、
現実社会なんだよなぁと思いました。
それでもこうやって理論を踏まえて考えて、
予測して、ランダマイズすら加味して、
その上で作戦を決定するということが
必要なんだろうなぁとも思います。
かなり面白く読ませてもらいました。
あっという間に読めるので、
ゲーム理論が気になっている人はぜひ。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年10月13日
- 読了日 : 2014年10月13日
- 本棚登録日 : 2014年10月13日
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