ウルフ・ムーンの夜 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 12-2)

  • 早川書房 (2001年1月1日発売)
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本棚登録 : 43
感想 : 7
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私立探偵を廃業したアレックスの元に、暴力的な恋人から逃げる手助けをして欲しいとドロシーが訪ねてきた。
ロッジにドロシーを泊めたアレックスだが、翌朝部屋は荒らされ彼女は消えていた…。

前作の傷を引きずるアレックス。
いや、もう寒いこと寒いこと。
アレックスの内面と冬の自然描写がとてつもなく寒い。
やはりこれも事件よりキャタクタに目が行く出来。
単品として読んでも面白いけれど、この先彼が少しでも暖まる時はくるのかというシリーズとしての展開も楽しみ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 翻訳ミステリ
感想投稿日 : 2014年2月19日
読了日 : 2014年2月19日
本棚登録日 : 2014年2月19日

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