ダイエットにそれなりの成果が見られる”デブ・ファイブ"の5人は息抜きに料理教室に通い始める。
しかしルーシーの心変わりでメンバーの結束にひびが…。
いきなり「ルーシー!?」と叫んでしまう展開で始まる今作。前作のラストからは考えられないようなことになる。
ジェイムズは何とかそれを乗り越えようとする。
1作目で見せたネガティブな思考は影を潜め、きちんと前向きになっている。
やはり主役はいじいじしていない方がいいなあ。気になる女性へのクリスマスプレゼントに頭を悩ます姿もかわいく見える。(それに引き換えルーシー…)
登場人物も増えてますます賑やかになっていき、毎回出てくる料理もおいしそうで、着実にコージーの王道を歩んでいるように見える。
あ、もちろん事件もほんのおまけのように起こる。推理とか捜査とかもさらにおまけになっている。この辺のとってつけた感がなくなるといいのになー。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
翻訳ミステリ
- 感想投稿日 : 2010年8月13日
- 読了日 : 2010年11月27日
- 本棚登録日 : 2010年8月13日
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