ペナンブラ氏の24時間書店

  • 東京創元社 (2014年4月20日発売)
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本棚登録 : 996
感想 : 126
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失業中の青年クレイがふとしたきっかけで働くことになった24時間営業の書店。棚に詰まっているのはgoogleにも引っかからない本で、それを借りに(!)来る客にもなにやらいわくがありそうで…。

本とそれを取り巻く環境の今昔。デジタルとアナログの鬩ぎ合いと融合。
活字とWEB系嗜好という、結構ニッチなターゲットに向けた1冊。
RPGな味付けもしているので、好きな人にはたまらないと思う。はい、たまりませんでした。
カプラーが出てきたあたりで身悶え。
そしてスキンが布製の電書リーダーが欲しすぎる。
電書だ紙だと世間ではあれこれ言われているけれど、この本の最後の一文『ぴったりの本を、ぴったりのタイミングで。』本読みにとっては、これが一番重要なんだよ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 翻訳ミステリ
感想投稿日 : 2014年6月15日
読了日 : 2014年6月15日
本棚登録日 : 2014年6月15日

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