マロリーが暴く4人のマジシャンの秘密と、死んだルイーザの実像。
本作ではマロリーがかなり普通の人になっている。と言っても考え方や行動は相変わらずなのだけど、人を突き放したようなところが多少影を潜めた。
その分、困惑したり怒ったり手玉に取られたり。前作で過去に一区切りつけた上で、作者は新しいマロリーを作っていくのだろうか?
ラスト近くにマラカイのためにとった行動は、これまでのマロリーでは考えられないし。
この先、彼女がどんな風になっていくか、楽しみだ。
ミステリ部分はマジックと相まって、面白かった。1作目からのエピがここに繋がってたのか!って感じ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
翻訳ミステリ
- 感想投稿日 : 2010年8月27日
- 読了日 : 2010年8月27日
- 本棚登録日 : 2010年8月27日
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