1,2巻と楽しく読んできたが、最終巻は現代に話が及ぶので、愉快とばかり行かない。昭和戦争とそれを引き起こす昭和前期の社会状況は全然笑えないものであり、私の心中も穏やかでない。私だけでなく、多くの現代日本人にとってこの時期は特別ではないか。現時点で私に何か一言すべきメッセージはないが、何とかこの点に関して思考を発動させなけれはならないのではないかと思っている。つまり、昭和戦争とどう向き合うか、態度を決めなくてはならない気がする。悲しいねの一言では済まない。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史
- 感想投稿日 : 2017年8月15日
- 読了日 : 2017年8月15日
- 本棚登録日 : 2017年8月15日
みんなの感想をみる