久々に面白い小説に出会ったという感じでした。
今から1000年後、念動力を手にした人間の話です。人は争わずには生きていられず、常識に縛られて自分の世界を普通だと信じて生きている。環境が変わっただけで今の世界も同じなんだと、考えさせられる作品でした。
物語は主人公、早季の手記という形で進行します。子供時代の出来事から、早季が大人として成長していくところまで。
上下巻あわせて1000ページを超える超大作です。
読み応えばっちりで、ストーリーも面白いのでかなりお勧めです。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
一般小説
- 感想投稿日 : 2010年2月5日
- 読了日 : 2010年1月31日
- 本棚登録日 : 2010年1月31日
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