凍りのくじら (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2008年11月14日発売)
4.04
  • (2528)
  • (2698)
  • (1539)
  • (266)
  • (54)
本棚登録 : 26353
感想 : 2286
5

辻村深月さんの 凍りのくじら を読了。
最後のこのフレイズが記憶に残った。
暗い海の底や、遥か空の彼方の宇宙を照らす必要があるからだと。そこにいる人々を照らし、息ができるようにする。それを見た人間に、生きている居場所を与える。そして、その光を私はあびたことがある。

解説で瀬名秀明さん 第16代日本SF作家クラブ会長 の文に、
私たちヒトの脳と身体は、おもしろい物語を
美味しい 美しい 愛しい
と思うように、進化の過程で洗練されてきた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年10月31日
読了日 : 2023年10月31日
本棚登録日 : 2023年10月13日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする