クロサキさんの感想・レビュー

ポチとタマ (B-PRINCE文庫 た 4-1)

著者 : 玉木ゆら

• アスキー・メディアワークス (2009年9月7日発売)

コミックス既読

コミックスがあまりにも可愛くて幸せでした！
まさかの小説があると知って即購入。

結果、ポチのだだっ広い懐の深さを思い知る（いい意味）
こんなに幸せなのに、タマは贅沢だなぁって。
コミックスだと相思相愛っぷりがほわほわきゅんきゅん甘々で幸せな気分で読めたけど、小説ではその元となったものだから詳細な出来事が多くて。
短編をたくさんで読みごたえもあったしすごく楽しかったけど、まさかタマってこんなに不安定な子だと思わなくてww
しかも、コミックスだと「元彼と別れて」だけのところが、その元彼が具体的だし話にも出てきて・・・・。
勝手だけどそこは見たくなかったかな～。だって、しかもその元彼もちょっと勝手（いやむしろリアル）だし。
先に小説読んでたらそれはアリだったかも。

想像よりシビアというかコミックスでは描かれなかったちょっと暗い部分や心情の細かい部分が多くてこれはこれでとても良かったです！

ポチ、ホントいいなぁ。
そして、筧さんが意外と無神経というかひどい人だということにちょっとショックだった。

☆4.3

感想投稿日 : 2014年8月11日

読了日 : 2014年8月11日

本棚登録日 : 2014年7月28日