「ぼくらのへんたい」よりも、おぞましく、それでいて切ない漫画
永劫の苦痛を共有するかのように、姿形や地位をそれぞれに変えて、違う形で出会っては、やはり異なる結末で別れを迎え続ける男女の話が詰まっている
極端な話、それだけだからこそ、読んでいると毛穴がブチ開きそうになるほど怖い
無駄な華美を省いているようなスタイルの絵も、それを加速させている感があるのか?
とことんまでに救いのない話ばかりにも関わらず、不思議と陰鬱な気分にもならないのが、この漫画と、ふみセンセイの凄さとも言える
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
コミック(幻冬舎)
- 感想投稿日 : 2013年2月28日
- 読了日 : 2013年2月28日
- 本棚登録日 : 2013年2月28日
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