読んでいて、悪夢をみているかのような、それでいてとても甘美な感触の残る不思議な短編たち。
『体の贈り物』とだいぶ雰囲気が変わっていたのでちょっとびっくりしたけれど、本の中の「よき友」には内容的に通じるものがあるのかな。
この人のつむぐ物語は小説ならではのものだと思う。例えば映画などで映像化しようと思っても、全く意味のわからないものになるか、はたまた最高に陳腐なものになるかのどちらかだろう。だれかに挑戦して欲しいなぁとは思うけれど。
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- 感想投稿日 : 2008年12月13日
- 本棚登録日 : 2008年12月13日
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