理瀬シリーズの一冊。
百合の匂いに包まれた洋館は魔女の家?この洋館で転落死した祖母の遺言の謎、噂、毒殺や失踪など、高校生の理瀬を取り巻く百合の強烈な香りと不穏な空気。
このどこか幻想的な現実と非現実が溶け合うような世界観に今回も魅了された。
良いなぁ、このグレーのヴェールがかかったようなすっきり霧が晴れないような世界観。
存分に味わいながら導かれた終盤は驚愕の秘密を抱えた洋館の正体といいラストのラストまで目が離せない展開だった。
理瀬が急に大人の階段を登り始めた気もしたな。今回はちょっと淋しさも感じつつ読了。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年4月19日
- 読了日 : 2021年4月19日
- 本棚登録日 : 2021年4月19日
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コメント 2件
yyさんのコメント
2021/04/19
くるたんさんのコメント
2021/04/19