今昔百鬼拾遺 鬼 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社 (2019年4月19日発売)
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本棚登録 : 1525
感想 : 157
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刀に纏わる因縁を絡めながら通り魔事件の真実を解明していくストーリー。
気軽な気持ちで手に取ったけれど、なかなかどうしてページ数以上の読み応え。

なんだか言葉が、文章がぐいぐい迫って入り込んでくるような感覚がたまらない。この世界に取りこまれ絡めとられた気分になる。
終盤は特に次から次へと言葉が、胸の内の言葉が、人たるもの、人の心というものが迫ってくる、そして必死にその言葉たちを自分の中に取り込む。

特にあの子の言葉は斬りかかってくる感覚でしばし息を忘れるぐらい圧倒される。面白かった…心地良い疲労感に包まれ読了。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年6月19日
読了日 : 2019年6月19日
本棚登録日 : 2019年6月19日

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コメント 2件

まことさんのコメント
2019/08/15

くるたんさん。おはようございます!
やっと読みました!久しぶりの京極さん♪
最近、書店に全然行っていなかったので、くるたんさんのレビューを拝見するまで、発売されているのを知りませんでした。
姉妹編も読もうと思っています。読みやすい長さで、とても面白かったです(^^♪
ご紹介どうもありがとうございました!!

くるたんさんのコメント
2019/08/15

まことさん♪おはようございます♪

コメントありがとうございます♪そして素晴らしいレビュー!!
読んだ時の記憶がよみがえりました♪

最初の数ページで⁇私も全然わかりませんでした(>_< )
美由紀の啖呵をきるシーンが爽快ですよね。
手に取りやすいボリュームなのも魅力ですよね。
ぜひシリーズ楽しんでみてください♪

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