幻の女 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 9-1))

  • 早川書房 (1976年4月30日発売)
3.83
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本棚登録 : 1240
感想 : 151
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寝ても覚めても「幻の女」の一冊。

先が気になるこの展開、寝ても覚めても頭の中は「幻の女」、それぐらいがっつり魅了された超一級品。

奇妙な帽子を被った女性と過ごした時間はまるで薄い霧に包まれたかのような幻想的なひととき。

そして帰宅後から始まる悪夢のような時間。

絶望的な展開、手からするりと抜ける尻尾のような幻の女、残された時間、絶体絶命、カウントダウンと共に心臓が早鐘を打つ。

そして迎える結末に別の意味で心臓をやられた。

これは確かにいつまでも色褪せない不朽の名作。大満足。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年3月5日
読了日 : 2019年3月5日
本棚登録日 : 2019年3月5日

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コメント 5件

あいさんのコメント
2019/03/05

こんばんは(^-^)/

これ昔ドラマ化されていなかった?
確か藤木直人だったような…
ちょっと藤木直人をいいなと思ったことしか覚えてないけど(笑)違ってたらごめんちょ。

くるたんさんのコメント
2019/03/05

こんばんは(๑ᵔ ᵔ๑)

知らなかった〜〜

くるたんさんのコメント
2019/03/05

観てみたい気もするー!ジャパニーズ版幻の女(⸝⸝˃̶͈ ૢ ૢ˂̶͈⸝⸝)

あいさんのコメント
2019/03/05

違った。ウィリアムアイリッシュだけど「喪服のランデヴー」やった(笑)全然違う(^_^;)
20年くらい前、藤木直人若かった。

くるたんさんのコメント
2019/03/06

アイリッシュ作品って、やっぱり映像化たくさんされてるのかね(*^^*)♪

古い映画「裏窓」もそうだった。

20年前の藤木直人かぁ…(⸝⸝˃̶͈ ૢ ૢ˂̶͈⸝⸝)

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