冬天の昴 (光文社文庫 あ 46-8 光文社時代小説文庫)

  • 光文社 (2016年11月9日発売)
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本棚登録 : 465
感想 : 27
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シリーズ⑤の一冊。

真冬にこのタイトルの巻を読めてまず自己満足。
そして心中事件の闇を暴く信次郎の魅力がたっぷり味わえてさらに満足。

危険な男と言われる信次郎の言動にはまるで刃を向けられたかのようにヒヤヒヤしつつも、彼の絶対的な推理と自信、手腕に惚れ惚れした。

信次郎の胸の内はあくまでもチラ見せ、そこがまたそそられる。

清之介と信次郎のお互いを見る目、距離もグッと増した。

木暮さまの全てを知りとうございます…の清之介のセリフはちょっとBL感じてドキドキ。

同じく、自分も危険を承知で彼の全てを知りとうございます…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年2月14日
読了日 : 2022年2月14日
本棚登録日 : 2022年2月14日

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