いつでも、どこでも、何度でも卓越した成果をあげる 再現性の塊

著者 :
  • かんき出版 (2023年12月21日発売)
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本棚登録 : 220
感想 : 8
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タイトルに釣られてしまったなぁ。

「再現性の塊」と言うより「営業マインドの塊」の方がしっくりくる。
営業組織に生産性高いマニュアルを徹底させたい時に読む本です。この目的なら「キーエンス解剖」「The Model」「セールス・イネーブル(https://x.gd/Vh4BU)」もオススメ。自身でトップ営業マンになりたいなら「営業(https://x.gd/tIWgZ)」「Sales Is(https://x.gd/kOrgl)」がオススメ。
営業組織以前に商品開発から「儲かる仕組み」を作りたいなら、ビジネスモデルを解説する書籍(この本棚ではこちら https://x.gd/9F1Gt)から当たる必要がある。
抽象度が高く、どんな事業ドメインでも通用するビジネスモデルの参考書では、「ザ・プロフィット」「金儲けのレシピ(https://x.gd/ZJe6E)」が古くならない名著。最近では「ヤバい仕組み化」も良かった。

本書の感想としては、田尻さんの前著「付加価値のつくりかた(https://x.gd/jnMmq)」と同じ印象が最後まで拭えなかった。
当たり障りない、それこそ生成AIからのアドバイスのような、表層的で最もなことを言うばかりで踏み込みが足りない。田尻さんはキーエンス時代、営業ではなかったんだよな。現場経験浅いコンサルの印象拭えない。キーエンス出身者が彼を語っているのを見たことないのでどう評価されているのか知らないが、これはもう、そういう人なんだと納得する他ない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 0200経営
感想投稿日 : 2024年4月27日
読了日 : 2024年4月26日
本棚登録日 : 2024年4月26日

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