付添い屋・六平太 龍の巻 留め女 (小学館文庫 か 35-1)

著者 :
  • 小学館 (2014年6月6日発売)
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本棚登録 : 124
感想 : 17
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龍の巻 留め女 ― 付添い屋・六平太シリーズの1作目
2014.06発行。字の大きさは…小。
雨祝い、初浴衣、留め女、祝言の短編4話。

立見流剣術の遣いて秋月六平太は、裕福な商家の子女の芝居見物や行楽の付添い屋を生業としています。
六平太は、義妹・佐和と2人で借家に住んでいますが、六平太を想っている義妹の佐和を無理やり嫁に行かせるのが納得できないです。

【読後】
脚本家・金子成人さんの小説デビュー作です。
「脱藩さむらい」が良かったので、金子成人さんの本を探してデビュー作から続いて発行されている「付添い屋・六平太」を、読んでみることとしました。
読んでいる時は、良いなと思っていたのですが。最後に、佐和さんを無理やり嫁に行かせたので、読み終って、何かモヤモヤしたものが残っています。
そして、感想を書こうとすると、何を書いていいのか分からず…困っています。
2020.09.13読了

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2020年9月13日
読了日 : 2020年9月13日
本棚登録日 : 2020年9月11日

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コメント 3件

goya626さんのコメント
2020/09/14

六平太と佐和には微妙な感情が流れていますね。金子成人さんは安定した筆力があるので、すいすい読めます。もうずいぶんと巻が出ていると思います。

やまさんのコメント
2020/09/14

goya626さん♪こんにちは(^-^) 
いま3巻目を読んでいます。
血のつながらない義理の兄妹は、微妙な想いが有るのかもしれないですね。
goya626さん♪は、最新刊は読まれたのですか。
2020.02に13巻目「妖狐の巻 願掛け女」が出ています。
やま

goya626さんのコメント
2020/09/16

読みました。4月1日にレヴューをあげています。安心しきって読んでしまいます。

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