対岸の彼女

著者 :
  • 文藝春秋 (2004年11月9日発売)
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本棚登録 : 3658
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激しく心を揺さぶられる……。
対岸の彼女
2006.04(株)大活字発行。字の大きさは…大活字本。2022.02.03~08音読で読了。★★★★☆

音読で大活字本を3冊、今までにないスピードで読み終りました。角田光代さんの本を読むのは始めてです。読んでいる時に、なにか自分の知らない世界がそこに有る。そして、そこに生き生きと、力強く生きて行く人たちがいるのを感じました。
そして感想を書こうと考えると、ふと思いがまとまらず、もう一度見直していたら。強く心が揺れ、不安定になっていくのにビックリします。よほど影響されています。そして自分の高校生時代を振り返り考えているのに驚きます。

【心に残った言葉】
他人と関わり合うことが煩わしいからだ。起きるかもしれないトラブルや煩雑さに、うしろ向きになっていたせいだった。
なぜ私たちは年齢を重ねるのか。生活に逃げ込んでドアを閉めるためじゃない、また会うためだ。出合うことを選ぶためだ。選んだ場所に自分の足で歩いていくためだ。

【音読】
2022年2月3日から8日まで、大活字本を音読で読みました。この大活字本の底本は、2004年11月発行の文藝春秋から発行された「対岸の彼女」です。本の登録は、文藝春秋で行います。株式会社大活字発行の大活字本は、第1巻~第3巻までの3冊からなっています。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2022年2月11日
読了日 : 2022年2月8日
本棚登録日 : 2022年2月2日

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