ドタバタ劇から始まった物語、これからどんな方向え進むのか。
都下の吉祥寺に店舗をかまえる書店、ペガサス書房吉祥寺店の副店長である西尾理子40才は、部下で奔放で若くて美しい小幡亜紀27才の扱いに困っていた。亜紀は、自身の結婚式に出席した理子が出した祝儀袋をあなたのは受け取れないと突っ返した。このドタバタ劇からこの物語は始まります。
ペガサス書房は、都下を中心に20店を展開するチェーン書店で、吉祥寺店はその1号店です。理子は、店長就任後に、ペガサス書房の専務から吉祥寺店は半年後に閉店するといわれ。店長会議で社長に業績があがったら閉店しないと言われ……それを信じて。なんとか業績を上げるために全従業員を巻き込んで奮闘します。この奮闘劇がすごいです。
が、最後は意外な終わり方をします。
碧野圭さんの本は、「凜として弓を引く」についで2冊目です。
「ブックストア・ウォーズ」(新潮社 2007年刊)の改題、大幅に加筆修正。
【読後】
この本を手に取ったのは、「凜として弓を引く」が良かったからです。それで碧野圭さんの本をチェックしていてタイトルが気に入ってフックオフWebで発注して購入しました。が、手に取ってビックリです。字があまりにも小さすぎて、購入していなければ読まなかった本です。
ですが、このドタバタ劇がすごく面白く、十数頁毎に休みながら読み続けました。そしたら半分を過ぎた262頁で肩が痛くなってきました。が、やめられず。途中からあまりにも面白いので2冊目を読みたくなってきました。
「購入」
書店ガールシリーズ1作目《文庫本》
2012.03発行。字の大きさは…字が小さくて読めない大きさ。
2023.09.16~17読了。★★★★★
ブックオフWebで発注、110円で購入2023.09.16
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書店ガールシリーズ一覧
07.旅立ち
06.遅れて来た客
05.ラノベとブンガク
04.パンと就活
03.託された一冊
02.最強のふたり
01.書店ガール 2023.09.17読了
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- 感想投稿日 : 2023年9月17日
- 読了日 : 2023年9月17日
- 本棚登録日 : 2023年9月16日
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