剣客太平記 (ハルキ文庫 お 13-1 時代小説文庫)

著者 :
  • 角川春樹事務所 (2011年9月15日発売)
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本棚登録 : 88
感想 : 13
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剣客太平記シリーズの1作目
2011.09発行。字の大きさは…小。
夫婦敵討ち、去り行く者、雨宿りの3話。

直心影流の剣客・峡(はざま)竜蔵の痛快、人情時代劇です。

竜蔵は、直心影流の師から道場を与えられ、道場主となりますが弟子が1人しかいず経営が成り立ちません。そのため、町人の大喧嘩の仲裁で謝礼を貰って生活をしています。馬鹿をしていた頃に、妹のようなお才と、綾の2人の女性が花を添えています。

【読後】
竜蔵を見ていると、「取次屋栄三」の秋月栄三郎と重なって来ます。
竜蔵の笑顔が人を引っ付け、人の心をなごませます。
そして、お金に拘らず、いつも貧乏ですが無頓着です。
竜蔵の周りに人が集まって来ます。
2020.10.09読了

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 時代小説
感想投稿日 : 2020年10月9日
読了日 : 2020年10月9日
本棚登録日 : 2020年9月27日

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