2017年、3冊目。
偶然にも「阪急電車」ー「つるかめ助産院」ー「植物図鑑」と、少しずつリンクしてる部分があっておもしろい。
読みはじめてすぐ、つるかめ助産院とのリンクを発見。彼氏(旦那)が突然姿を消す、始めは主人公の食生活がかなりルーズでコンビニや即席物を好んでいる点。
だからなんだと言われればそれまでだけど、ランダムに本を選んでいる割に接点を見つけるとなんだか嬉しい。
そして本編。
狩りのシーンや料理のシーンは楽しかったけれど、途中までは恋愛小説をあまり読んでこなかった私には少し甘すぎて、ちょっとだけ飽きてきてしまったが、途中から一気読み。
ラストの午後三時では、杏奈ちゃんから大切なことを教えてもらって、ここで泣く。笑
「お母さんへのおみやげにしよう!」と取ろうとした草花。
1年生の娘と重なった。
キレイな花はきちんと花瓶に活けていたけれど、そうではない雑草の場合。(雑草という名の草はない、けど名前がわからない。)
私はその背景を想像できていなかった。きちんと活けもせず、傷んだ頃に捨てていた。
それを見てはいなかったか??
「拾ってきたんだ!ありがとう!」という言葉と行動が伴ってないことくらい、1年生でもわかるはず。
目の前の姿の背景を想像できる母になりたい。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
有川浩
- 感想投稿日 : 2017年1月19日
- 読了日 : 2017年1月19日
- 本棚登録日 : 2017年1月19日
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