1975年広島カープが初優勝した年を舞台に繰り広げられる青春物語。カープの歴史が知りたいにわかカープファンにもあの頃を懐かしむ往年のカープファンにも必読の1冊である。ただカープを主にはしているが、そこには原爆・戦争のこと、親に振り回される貧困家庭の子ども、母子家庭さまざまな問題が描かれており、ファンでなくとも涙あり、笑いありの重松清 作なのである。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2016年9月24日
- 読了日 : 2016年9月24日
- 本棚登録日 : 2016年9月24日
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