面白かったです。道長が私の盛っていたイメージと全然違っていたのですが、この本にある道長さん、すっごく好感持てますね。また、真比呂の謎っぷりも大好きです。
平安時代の雅さと、ちょっと暗い部分。人の心の闇というか、不思議さというか、妖怪というか妖魔というか、そういうものが好きな人にはたまらない一冊だと思います。ホラーはダメだけど、こういう妖しい雰囲気は大好きなのですごくはまって読みました。
全部の話が音楽に繋がっていて、それもまたすごく良かった。どろどろしているようで、そうでなく、さらりとした風を感じるような一冊です。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2008年1月25日
- 読了日 : 2008年1月25日
- 本棚登録日 : 2008年1月25日
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