とうに夜半を過ぎて (河出文庫)

  • 河出書房新社 (2011年2月4日発売)
3.90
  • (17)
  • (33)
  • (22)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 483
感想 : 36
4

幻想的なSFあり、ホラーあり、胸を掻き毟られるようなノスタルジーありと、ブラッドベリの全引き出しを開けた様な贅沢な短編集。ブラッドベリってどんな作家なの?という人は早い段階で読んでおくと良いかも。

「日の打ち所ない殺人」「ある恋の物語」は作者の最高傑作に入ると思う。表題の「とうに夜半を過ぎて」は人間のエゴや正義感、愚かさを予想もしなかった視点から描いた傑作だと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年6月25日
読了日 : 2019年6月25日
本棚登録日 : 2019年6月25日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする