著者は司馬クリニック院長の司馬理恵子先生
司馬クリニックでは高校生までの子供と大人の女性を専門にされている。
ADHDが困っていることの多くは、
段取り力を身に着けることで5~7割は解決ができる。
ADHDは目の前のことしか見えていないため
道筋をたてて仕事をしることでうまくいくようになってくる。
ADHDの特性がでて
困り感が出た場合、本書を再読したいと思う
★5
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■理解
ADHDは段取り力を身に着けることで困り感を減らせる。
段取力に必要な課題は5つ
時間管理、もの管理、計画、記憶補強、心的持続力
上記課題を実施し、見直す★して次の段取りへつなげる
■この本を読んで
my日記に、見直し
(反省はありましたか? 次回どうしますか?)
という項目を作成する。
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以下はメモ(ネタバレ)
・段取り力とは
本書での段取り
P14:視野を広く長く持ち、道筋をつける力
・5つの課題とは
表紙より
1:時間の管理、
2:ものの管理
3:プランニング
4:記憶の補強
5:持続力
・P6:なぜうまくいかないか
事例紹介。理由記載なし。
・P16:毎日が変わる5つの課題
1:時間の管理
時間に振り回されるのではなく、時間を管理★
コツ:余裕をもつ
コツ:できないことは外す
2:ものの管理
コツ:量を減らす
コツ:定位置を決める
コツ:とりあえずここにおく は無し
3:プランニング
傾向:目先のものに飛びつく
傾向:好き嫌いで判断しがち
コツ:順序を考える
コツ:やりやすいことから始める
コツ:アポイントを取っておく
4:記憶の補強
傾向:短期記憶は小さい
コツ:声に出す
コツ:イメージする
コツ:覚えておこうは無理
5:持続力
傾向:好奇心にまかせてアンテナ張りすぎ
傾向:持続は苦手、瞬発力が強み
コツ:きがそれない環境を作る
コツ:休憩をはさむ
コツ:決めた時間に収まる仕事量にする
コツ:できたら褒める
・P26:心のエネルギー補給
※持続力参照
・P28:1日の見なおし
毎晩15分ほどの見直しを
・P32:遅刻
傾向:遅刻に対するイメージがあまい
コツ:遅刻は評価を下げる!と認識
・P46:片付け(OHIO方式)
Only Handle It Once:チャンスは1度
記憶のチャンスは1度だけ、しっかり対応しましょう。
・P60:めんどうではなくやりたいことへ
コツ:「やりたい」と言ってみる。★
※表情も大事らしい
コツ:時間区切る 短期集中
コツ:いい結果をイメージ
コツ:ご褒美をようい
コツ:目標はゆるめに
・P70:片付けとは
コツ:定位置にものを置くこと
・P80:大事なのは毎日の繰り返し
コツ:態度に一貫性を
・P90:原因をみつけ感情をコントロール
コツ:爆発前に自制しよう
・P96:心のケアタイム
傾向:ストレスはADHD特性を強める
コツ:日頃から自分をいたわる
■ADHDの特徴
P12.やるべきことの順序決め、
着々とこなし、時間通りに終わらせることが苦手
P29.ADHDは社会人として常識がないとみられがち
P32.遅刻を大した問題ではないと考えている
P34.やる気スイッチがONになりにくい
P36.ADHDは時間をぎりぎりに見積もりがち
P40.片付けが苦手
P44.ケアレスミスが多い
P45.義務や指示だとやる気をなくす
P52.ルーティンワークが苦手
P88.必要以上に自責の念にとらわれる
- 感想投稿日 : 2021年1月14日
- 読了日 : 2021年1月14日
- 本棚登録日 : 2021年1月5日
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