医療の世界。命をかける場面での、直す側の人となりが描かれています。いろんなタイプの医者がいて、そこに力の理論が加わり、政治的判断を迫られたりと駆け引きが、日々患者としての立場からでは見えない世界が展開します。登場するドクター、皆が想像の中で動き出すほどよく描かれていると思います。実に長いようで短かった7ヶ月間でした。また他の作品で再会する人物もいて、海堂ワールドの幕開けを楽しませてもらいました。
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- 感想投稿日 : 2018年5月14日
- 読了日 : 2018年5月14日
- 本棚登録日 : 2018年5月14日
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