知的余生の方法 (新潮新書 393)

著者 :
  • 新潮社 (2010年11月1日発売)
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本棚登録 : 381
感想 : 45
4

やたらと語源の話が出てきて、話が脱線する感もなくはないが、
ところどころに、とても参考になる話が出てくる。

『パンセ』や『人間−この未知なるもの』は今から買っておこうかとも思うし、
仏教などの宗教の研究にも興味が湧く。

また、参謀の役目、リーダーの条件なども、さらっとしか出てこない割に印象に残る。

何より、自分の倍以上生きている著者が、知的生活を続けているという姿勢というか覚悟に感銘を受けた。

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(目次)
第1章 年齢を重ねて学ぶことについて
第2章 健康と知恵について
第3章 余生を過ごす場所について
第4章 時間と財産について
第5章 読書法と英語力について
第6章 恋愛と人間関係について
第7章 余生を極める

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 本・雑誌
感想投稿日 : 2018年10月12日
読了日 : 2012年1月27日
本棚登録日 : 2018年10月12日

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