高校の「歩行祭」という行事を描いた物語。夜を徹して、ただ歩き続ける。その、ただ歩くだけの行事に、どんなことが起こるんだろう、と思っていたけれど、良かった。とても。
自分も高校生に戻ったような、登場人物たちと一緒に自分も参加しているような気持になる。青春時代特有の、恋だの友情だのがあって、いろいろな人の視点で物語が進んでいく。
複雑な心情を、さらっとした文章で表現されていて、さすが恩田陸!!物語の世界に、すーっと引き込まれます。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年6月8日
- 読了日 : 2022年6月8日
- 本棚登録日 : 2022年5月5日
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