悪魔と詐欺師〈薬屋探偵妖綺談〉 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2006年6月15日発売)
3.64
  • (71)
  • (79)
  • (178)
  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 788
感想 : 74
4

薬屋探偵妖綺談シリーズ第3弾。
第一幕から第四幕まで読んだ時点では短編集かと思ってましたが、最終幕で一連の事件・事故が繋がるという意外な展開。
私の理解力不足なのでしょうか、事件を引き起こした人物、事件を実行した人物は、このひとかなぁ?という曖昧さが残ってしまいました。(再読すれば、分かるのでしょうか?)
しかし、ミステリーの謎解きがきちんと理解できなくても、キャラクターが凄く可愛かったり、ステキだったりと魅力的なので、ついつい次巻も読みたくなります。
高遠刑事は相変わらずステキですが、葉山刑事が何ともユニークで好ましいです。
今回は遂に“シャドウ”正体も分かります!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学
感想投稿日 : 2013年2月27日
読了日 : 2013年2月26日
本棚登録日 : 2013年2月26日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする