少将滋幹の母 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1953年10月9日発売)
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感想 : 58
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やっぱり谷崎さんはどんな題材を書いても上手いなぁと思いますが(これは浅田次郎さんにも思う。調理が上手いシェフの料理を食べる気分になる)これは題材がすごかった、というか昔の日本人すごいと思いました…飲むか…?食うかそれ…?そして「そんなこともあろうかと思って」だと…?

登場人物を魅力的にめぐっていって、きれいにラストなんですが、やっぱりあのシーンが一番印象的で仕方が無いのは私だけじゃないと思いたいです

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2011年1月31日
読了日 : 2011年1月31日
本棚登録日 : 2011年1月31日

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